朝日新聞の中国忖度(新型肺炎ver.)

朝日新聞デジタル新型肺炎、SARSより強い感染力か 致死率は低く推移
1/29(水) 22:36配信 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000071-asahi-soci

朝日新聞によると、新型肺炎は大半がせきやくしゃみ、発熱で終わるからSARSほど心配しなくて良いらしい。中国政府発表の数字を鵜呑みにした、いつもながらの記事。患者数の急増については触れているが、重症化しにくいと強調することで中国への非難を少しでも和らげたいという潜在意識が働いているのだろうか。安倍政権の忖度問題などでは類まれなる想像力を発揮するのに、中国が諸悪の根源である問題については公表されているものを紹介するだけ、あるいは楽観的な専門家の意見を添えるだけに止まり、思考停止に陥るらしい。もちろん政権の度重なる忖度は大問題であり徹底的に追及すべきではあるが、同様の熱量を持って中国政府の隠蔽を暴き、客観的な状況と今後の可能性、取るべき対策を提示してもらいたいものだが、クオリティペーパーとしての自負もないのだろう。この数字は正しいのか、ウイルスが変異して重症化する可能性はどの程度あるのか、日本政府の緩やか過ぎる対応で問題ないのか、気骨あるメディアはこれこそしっかりと追及してもらいたいものだが。